グリーンシーズンイン前のバイクチェック!その4
2024.04.27
<タイヤの寿命について>
このタイヤは、まだ使えますか?というご質問をお客さまからよく頂きます。
下の画像の様に極端にトレッド部が消耗してしまったものは、容易に寿命と判断出来ますが、トレッド部がしっかり残っていても、タイヤ素材が劣化してしまったタイヤは、これもまたタイヤの寿命ということになります。
見た目まだまだいけそうでも、予想以上に経年劣化が進んでいるタイヤがあります。
タイヤ素材が劣化してしまうと、グリップ性能が低下し、コーナリングやブレーキング性能が落ちるばかりではなく、駆動力や乗り心地にも悪影響を与えます。
タイヤの劣化具合は、サイドウォール部やトレッドを指で触ることで簡単に判断すること出来ます。
指を左右に滑らせ、ゴムらしい抵抗感としなやかさが残っていれば問題なし。
ツルツルと滑り易かったり、トレッドをツメで押して硬さを感じるようであれば、そのタイヤの劣化は進んでいると判断出来るので、早めに交換するようにしましょう。
また、画像の様にサイドウォールの繊維が表面に露出したタイヤも明らかに寿命です、サイドウォールの劣化が進むとタイヤバーストの原因にもなるので、早めに交換しましょう。