グリーンシーズンイン前のバイクチェック!その5
2024.04.29
<チューブレスレディータイヤのメンテナンスについて>
チューブレスレディータイヤは、タイヤ入れたシーラントのラテックス成分ががタイヤの内側に付着してエア漏れを防ぎ空気圧を保持しています。また、残ったシーラントがタイヤに開いた穴から噴出して固まり、タイヤのパンクを防いでくれます。
通常は5〜6ヶ月ほどでシーラントは乾いてしまいます。エア圧の保持やパンクの防止効果を維持させるために、定期的なシーラントの補充(MTBでおよそ30cc程度)を行いましょう。
長期に渡りバイク使わなかった場合やバイクの保存環境により、画像の様にシーラントの基材だけが残ってしまうことがあります。
この状態でシーラントを追加してもシーラントが薄まってしまい、本来のパンク補修機能が発揮出来ません。
シーラントを追加したのにパンクする、タイヤのサイドウォールから透明な液体がプツプツと吹き出る等の場合はこのような状況になっている場合が多いので、シーラントの状態を確認する必要があります。
もし、画像のようになっていたら、シーラント基材をタイヤ内から除去し、新たなシーラントを補充するようにしましょう。