チェーンコネクティングリンクのお話し その2
2024.06.30
チェーンを繋ぐ時にある程度のスキルが必要なコネクティングピン(アンプルピン)に比べ、チェーンコネクティングリンク(クイックリンク)は誰もが簡単にチェーンを繋ぐことが出来ます。
しかし、簡単そうにみえるこの接続方法も、表裏のコネクティングリンク同士をしっかり接続されていないと、ライド中にチェーンが切れるという羽目に陥ります。
コネクティングリンクでチェーンを繋ぐ際は、チェーンの進行方向にリンクの⇐を合わせ、リンクの表裏のピンがそれぞれしっかりハマるように仮接続します。
もし、シマノのクイックリンクツールという専用工具があれば、これを使用してしっかりとリンクを接続します。
工具がなくても、クランクのチェーンリングとリアカセットギアの間に仮接続したリンクを位置させ、ペダルに体重をかけチェーンを強く引っ張ることでリンクをしっかり接続させることが出来ます。
接続が上手く行かず、変速や強い負荷で外れてしまったチェーンコネクティングリンクは変形している場合が多いので、再利用することは控えましょう。
トレイルライドにチェーントラブルはつきもの、チェーンカッターやスペアのチェーンコネクティングリンクの用意もお忘れなく!