メンテナンスのチップス:チューブレスバルブのシーラント詰まりにご用心!(改訂版)
2024.07.14
チューブレスタイヤにおいて、パンクしていないのにタイヤのエアがスローリークする、ポンプでスムーズにエアが入らない、空気圧調整がうまくいかない等の原因として、エアバルブのバルブコアの作動不良が考えられます。
上の画像は、エアバルブのバルブコア内側にタイヤシーラントが固着してしまったもの。
チューブレスタイヤの空気圧調整を行う際、バルブから排出されるエアと同時に内部のシーラントが排出されると、バルブコア部でシーラントが固着する場合があります。
これが数回重なるとバルブコア内でのシーラント固着化が進み、最終的にバルブコアの作動不良を引き起こします。
空気圧調整を行う際は、バルブ位置をシーラント溜まりから遠い位置で行う、また、時々バルブコアを外して掃除するようにしましょう。
軽度のシーラント詰まりであればクリーニングで対応出来ますが、トラブル予防のため、バルブコアは定期的に交換されることをオススメします。