お疲れ2005 CENTURION Backfire 500をオーバーホール&カスタマイズ!
2024.10.06
使われずにいた愛着のあるMTBにオーバーホールとカスタマイズを施し、使い勝手の良いバイクにしたいというお客さまからのご要望を受け、今回オーバーホール&カスタマイズが終了したバイクがこの2005 CENTURION Backfire 500であります。
今回のお客さまの具体的なご要望は、バイク全体のオーバーホールと、前後ホイールのサイズアップとフロントフォークのリジッド化、ブレーキのディスクブレーキ化と消耗した駆動系パーツの交換というもの。
メールでバイクの現状の詳細を画像で送って頂き、いろいろとご提案を繰り返し落ち着いたのが、次の仕様であります。
街乗り重視のため26インチのオリジナルホイールを、KUWAHARA DIABROハブとStan’s CREST MK4 27.5リム、そしてDT Swiss Champion スポークで組み上げサイズアップ。
このホイールにTIOGA FASER X. 27.5 x1.5タイヤを履かせ、巡航性能と快適性をアップ。
作動不能だったフロントサスペンションを、振動吸収性に優れ、軽量かつタフなディスクブレーキ対応のGRUNGE カーボンリジッドディスクフォークへ交換、肩下サイズについては、ホイールのサイズアップとジオメトリーを考慮し、やや長目のサイズを選択しました。
駆動系は、クランクセット、フロントディレーラー、シフターを残し、リアディレーラー、カセットスプロケット、チェーン、BBを互換性を保つように新しいパーツに交換。
ブレーキはオリジナルのカンチレバーブレーキから、お客さまのご要望で、高いコントロール性能と制動力に優れるMAGAURA MT4油圧ブレーキに交換しました。
事前に測定していた車重は12.7㎏でしたが、オーバーホール&カスタマイズ後の車重は11.5㎏と大幅な軽量化を実現。
しばらくお休みしていたCENTURION Backfire 500は、ホイールのサイズアップとタイヤの太さアップで、乗り心地と加速性に優れたMTBに生まれ変わりました。