MTBタイヤの空気圧管理について(リマインド)
2024.10.24
トレイルで快適かつ安全なライドを楽しむためにはタイヤの空気圧設定が重要なポイントとなります。
MTBのタイヤは、タイヤのハイボリューム化とチューブレス化がスタンダードとなり、より低い空気圧での使用が一般的になりました。
タイヤのサイドウォールには、太さ2.8前後のプラスタイヤで約2.5bar、また2.4前後のハイボリュームタイヤでは4barのように、そのタイヤの最大許容空気圧が表記されています。(タイヤによりこの値は大きくバラつきます。)
トレイルを走る場合、許容空気圧に近い空気圧設定でライドしてしまうと、タイヤが必要以上に弾み、路面へのグリップを得ることが出来ません。
トレイルライドでは、チューブレス仕様のハイボリュームタイヤで1.8bar以下、プラスタイヤで1.5bar以下の空気圧設定がトレイルライドではオススメです。
この空気圧を基準に体重の多い方はやや多め、少ない方はやや少なめのように、いろいろ試されるとよろしいかと。
MTBではタイヤの空気圧管理がとても重要ですが、一般的なアナログ式エアゲージの測定範囲は1bar(15PSI)〜14bar(1200PSI)と広いため、低圧側の空気圧を細かく管理することが出来ません。
MTBタイヤのエア圧を正確に管理するためには、低圧側が正確に測れる低空気圧用のアナログゲージ、もしくはデジタル式のエアゲージを使いましょう。