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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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メンテナンスのチップス:古いサスペンションのオーバーホールについて

2024.12.01

古いサスペンションのメンテナンスについてのお話しです。

古いフロントサスペンション、リアショックのメンテナンスについてのお問合せを多数頂いておりますが、ほとんどの場合がメルカリやヤフオクで買われたり、使っていなかったバイクに付いていたサスペンションが多いようです。

特に、メルカリやヤフオクで買われたサスペンションは使われてきた経緯が定かでなく、外見は綺麗ですが分解してみたらOMG!というものが少なくありません。

当店では、基本的に10年以上経った古いサスペンションのメンテナンスは承っておりませんが、ある程度使用履歴がしっかりしていながら補修パーツを入手出来ない、もしくは一部のパーツは入手出来るという古いサスペンションの対応策についてお話ししたいと思います。

サスペンションの状態にもよりますが、対処方法はおおよそ以下の通りとなります。

①そのまま使い続ける

シールやパーツの劣化が顕著で交換パーツ入手が不可の場合は、分解すると元に戻せない可能性があるので、そのまま使って頂き、最終的には新しいフォークへの交換となります。

ただし、著しく異常を感じる場合は、大変危険なので速やかに使用を中止してください。

②アウターレッグ内とインナーチューブ外周りのクリーニングとグリスアップ 、ダストシールおよびダストワイパーの交換と純正潤滑オイルの注入しての対処。

この作業を行うことでサスペンションの動きをかなり改善することが出来ます。

③ ②の作業に加え、インナーチューブ内部のクリーニングとダンパーオイルの交換。

状態が良いサスペンションの場合は、この範囲の作業を行うことで、摺動とダンピング機能をある程度改善することが可能です。

以上の、どの作業が持ち込まれたサスペンションに適しているかは、弊店の判断となります。

また、メンテナンス後のサスペンション機能の改善程度と機能の維持期間は一律ではないため、これらをご了承頂いてからの作業となります。

作業の参考基本工賃は以下の通りです。

フロントフォークのセミオーバーホール料金:¥9,000〜(税別・パーツ代、オイル代を除く)

リアショックのセミオーバーホール料金:¥7,000〜(税別・パーツ代、オイル代を除く)

また、状況により外注ルートでメンテナンスを行う場合もありますが、特殊な作業内容、流通の少ない特殊パーツの維持費等でそれなりに高額な金額が発生することをご了承ください。

以上、ご参考まで。

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