ディスクブレーキからの異音についてのチップス
2025.01.16
ディスクブレーキからの異音、気になりますよね。
今回は、このディスクブレーキからの異音についてのチップスです。
シャリン、シャリンとか、シャッ、シャッ、シャッという感じの金属的な異音、また、ブレーキをかけるとプワ〜ン!とか、キ〜〜!という周囲が驚くような異音等々、ディスクローターが発する異音はあまり気持ちのよいものではありません。
後者のプワ〜ンや、キ〜〜等の異音の原因は、ディスクブレーキパッドが外部からオイルを拾ってしまった、もしくは、ディスクブレーキシステムからのブレーキフルード漏れが原因となっている場合がほとんどです。
この場合は、ディスクブレーキパッドの交換、ディスクローターの洗浄、または、ディスクブレーキシステムの修理が必要となるので、早目に専門店でチェック&メンテしてもらいましょう。
シャリン、シャリンとか、シャッ、シャッ、シャッという感じの金属的な異音の場合は、ディスクブレーキキャリパーの位置がずれてしまった、ディスクローターが何かに当たり変形してしまった、キャリパーのピストンの動作不良で片効きしている等の原因がが考えられます。
こちらも、キャリパーのリセット&位置調整、ディスクローターの修正、ブレーキのオーバーホールが必要な場合がありますので、早目に専門店でチェック&メンテしてもらいましょう。
ホイールの固定がクイックレバー方式の場合は、ホイールがフレームのエンドにしっかり入っていない場合も音鳴りの原因になります。この場合はホイールをしっかり固定し直すことでトラブルに対処することが可能です。
ホイールの固定がスルーアクスルの場合は、ホイールのガタが原因になる場合があります。
ホイールのハブにガタが出ると、ディスクローターとキャリパーの位置関係が定まらなくなるため、ホイールが回転する都度、不規則な擦れ音が発生します。
この場合、ハブの玉押し調整を行った後にキャリパーのリセットと位置調整を行うのですが、こういった現象は既にホイールがメンテナンス時期に来ているというサインです。
異音、違和感を感じたら、早いタイミングでメンテナンスすることが大切です。