駆動系のカスタマイズ&アップグレードのチップス:その1
2025.12.06
<駆動系のカスタマイズ&アップグレードのチップス:その1>
MTBを効率良く走らせるためには、気持ち良く思い通りに変速してくれる変速システムが必要です。
メンテナンス不良やシステムの老朽化で変速に問題がある、ギアの組み合わせがご自分の使い途に合っていない等の方は、駆動系のカスタマイズやアップグレードをご検討されてはいかがでしょうか。


MTBの駆動系は、フロントシングル&リア10〜12速化というワンバイシステムがスタンダードになっています。
このワンバイシステムのメリットは、フロントチェンリングが1枚になることで、フロントディレーラー、フロント変速用シフターが不要となった分だけでも約300g以上の軽量化が図れ、変速操作が簡略化されたことによりギアの繋がりもリニアになり変速トラブルも大幅に減少します。


また、チェーンのコマに合わせてデザインされたナロー&ワイド・チェンリングの採用とスタビリティーの高いリアディレーラーを使用することで、チェーン外れが減少し駆動効率も増加するというメリットと、ドロッパーポストやサスペンションのリモートレバーをハンドルの左側にまとめられるというメリットも生まれます。

お使いのバイクが完成車の場合、買われたままのギア比ではギアが軽くてスピードが出せない、登りでもっと軽いギアが欲しい等のご不満を持たれている方も多いかと。
この場合、リアをより多段化(12速化など)して守備範囲を広げ、フロントチェンリングの歯数を変更する事で、ほとんどの場合、お悩みを解消することが可能です。



駆動系のカスタマイズやアップグレードに使用するパーツは、シマノ、SRAM等を含め、いろいろな選択肢があります。
それらをどう組み合わせるかでご予算も変わりますが、パーツ選択で悩むあたりがバイクのアップグレードで一番ワクワクする部分でもあります。
駆動系のアップグレードを含め、ご自分のバイクをどうやってカスタムしていけばいいのか?
ご相談を承りますので、ご遠慮なくご来店下さい。




