ドロッパーシートポスト導入のチップス
2025.12.11
一度使ったら2度と戻れないMTB界世紀の発明「ドロッパーシートポスト」。
今回は、今や中級グレードのMTBに標準装備され、XCレースにおいても導入が進んでいるドロッパーシートポストのお話しです。


登りの時はやや高めのサドルポジション、下りの時は低めのサドルポジション等、トレイルの状況に応じてサドルの高さを変え、走り易いライディングポジションを得ることはとても重要、いちいち止まらずにサドルポジションの変更が出来たらという要望から生まれたアイテムがドロッパーシートポストであります。


ドロッパーのリモートレバーを押すとライダーの自重でシートポストが縮んで、サドルが任意の位置まで下がり、リモートレバーを押しながらお尻を上げると、シートポストが伸びてサドルが任意の位置まで上がってくれるいうシステム。

リモートレバーとドロッパーシートポスト間は、ほぼワイヤー接続となっていますが、最近はBluetoothを利用したワイヤレス接続も増えて来ました。
ワイヤレスシステムのメリットはレバーを押してからドロッパーシートポストが作動するまでのタイムラグがほとんど無く、状況に応じたサドルポジションが瞬時に得られるということ。
また、ケーブル接続でないため、手持ちのMTB間で使い回せるというメリットもあります。(シートポストシムが必要になる場合もアリ)
街乗りMTBでも、巡行時と信号待ち時等にドロッパーシートポストを活用されている方もいらっしゃいます。
購入時にドロッパーシートポストが付属していなくても、現行のMTBであれば、フレームがドロッパーシートポスト標準対応のものが多くなっています。
自分のバイクにはどの様なドロッパーシートポストを選べば良いのか、ご相談を承りますので、ご遠慮なくご来店下さい。




