ベアリング交換で思うこと。(改)
2026.02.23
フルオーバーホールのご依頼が多い当店にとってフルサスフレームのベアリング交換は日常茶飯事の仕事であります。


ご存じのようにフルサスペンションバイクのフレーム形状は一様ではなく、平たい部分だけではなく段差がある部分や局面の部分にベアリングが圧入されていることも多々あります。
フレームやリンク部分自体や塗装を傷めないようにベアリングを交換するためには、1種類のベアリングツールキットだけでは、あらゆるフレームに対応することは不可能です。
当店では、フレーム構造と構成素材を確認した上で、5種類以上のベアリングツールキットを駆使し、確実に効率良くベアリング交換を行っています。

長年、ベアリング交換作業を行っていて感じるのが、メーカーによるフレームの加工精度と使用しているベアリングの品質差。
フレームやリンク精度が悪いためベアリングの脱着が非常に難しく、新品のベアリングでも圧入しただけで動きが悪くなんてことも、ままあること。
精度の悪いフレームに品質の悪いベアリングが組み合わさっていたら、ベアリング交換に浪費する時間が当然長くなるわけで、正直追加料金を頂きたくなることも偶にあったりします。

いろいろ経験してきて感じていることは、しっかりしたメーカーのフレームはそれなりに精度が高く、使用されているベアリングの質も悪くないということ。
結果として、メンテナンスに掛かる手間がさほどかからず、ベアリングへ余分な負荷がかからないフレームというのも、良いフレームの判断材料になると思います。
自分の用途にあった高品質のバイクはどう選べば良いのか?
オーバーホールを含むメンテナンス経験とライド経験が豊富な当店に、ご遠慮なくご相談ください。




