悶々妄想 これイイなぁ!2021 FoxRacingShox 38 FLOAT Factory GRIP2
2020.05.01
こんな時期ですから、不要不急な外出は避け、あんなものや、こんなもの、憧れの素敵なバイクやパーツを頭に浮かべ、悶々と妄想の世界に浸りましょう!
FoxRacingShox 38 FLOAT Factory GRIP2(HSC /LSC,HSR/LSR):¥139,000
FOXから新しいシングルクラウンフォーク:FOX 38フォークがデビューしました。
このフォークはデュアルクラウンのDHサス40とトレイルフォーク36の中間に位置するインナーチューブ径38㎜トラベル量は160〜180mmのエンデューロ用ロングストロークフォーク。
横せん断剛性31%、前/後剛性17%、ねじり剛性38%がそれぞれ36フォークより高くなっていますが、それに伴い36フォークより平均220gほど重くなっています。
VVCテクノロジーをハイスピード・コンプレッションに追加したGRIP2ダンパーは、ロースピード/ハイスピード・リバウンド、ロースピード/ハイスピード・コンプレッション調整を備え、EVOLエアスプリングはネガティブエア量を増やすことで、小さなバップの吸収性をアップしています。
特徴的な新機構が、ロワーレッグ後部に設けられたブリーダーバルブ、ロワーレッグ容量の増えた38フォークは、フォーク内空気圧と外気圧の差が大きい場合(高度差が大きい)は、サスの作動に問題が生じます。その際は、このバルブを開け、フォーク内空気圧と外気圧を均等化することが出来ます。また、このバルブの上下にはロワーレッグ内のエアと潤滑オイルが通るバイパスが設けられており、ロワーレッグ内のエア圧の均一化を潤滑性の向上を図っています。
また、フォークエンドにはフローティングアクスルという新機構が導入されました。
これはフォークエンドのクイック側の15㎜アクスル貫通部に設けられたスリーブを微調整し、使用するホイールのハブ幅とフォークのエンド幅を確実にフィットさせるという機構。
これにより、ハブ幅によるロワーレッグのアライメント狂いをキャンセルし、フォークの全移動域において、その作動をスムーズにします
。
その他、ロワーレッグのアーチがヘッドチューブプロファイルの拡大とフォークオフセットの減少に対応する形状に見直され、クラウンと接合するステアチューブ下部が、剛性を上げるため楕円形状に変更されています。