あらためて1x11ドライブトレイン導入のススメ
2021.07.09
少々古めのMTBをお持ちのオーナーさまから、メンテナンスやオーバーホールを兼ね、バイクの駆動系をフロントシングル、リア11速〜の1x(ワンバイ)にして欲しいというリクエストが増えています。
最近のMTBはエントリーグレードでも1x(ワンバイ)が標準装備されているので、このシステムにご興味が湧くのは致し方ないかと。
さて、このご要望については、弊店的にウェルカム!
最近では、オーソドックスなシマノフリーにマウントできるラージリアカセットギアを含む駆動システムがリーズナブルになり、ご予算に応じたカスタマイズをご提案出来るかと。
ここで、あらためてではありますが、1x(ワンバイ)ドライブトレインのメリットをご紹介。
1x(ワンバイ)のメリットは、駆動系の簡素化と変速トラブルの削減。
1x(ワンバイ)はリアのみの変速となるため、変速操作が簡略化され、ギアの繋がりもリニアになり変速トラブルが減少、ナロー&ワイド・チェンリングとスタビリティーの高いリアディレーラーを使用することで、チェーン外れが減少し駆動効率も増加します。
それらに加え駆動系の大幅な軽量化という大きなメリットもあります。
例えば、フロントトリプルorダブルから1x(ワンバイ)にアップグレードした場合は、システムのグレードにもよりますが、約400gの軽量化になる場合もあり、いろいろな意味でメリットの大きいアップグレードとなります。
それでは、1x11ドライブトレイン導入にはどの様なパーツを選べば良いのか?
次回は、カスタマイズに必要なパーツを具体的にご紹介する予定であります。