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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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備えよ常に!

2022.01.27

火曜日は群馬でスキー、そして水曜日はトレイルライドとアクティブに過ごしたこの定休日、しかし、昨日のライドは修理で始まり修理に終わるというなかなかなパターンでありました。

前日のスキーで滑り過ぎたこともあり、トレイルライドのスタートはいつもより1時間遅れ。

トレイルヘッドに近づいたところで、見知らぬマウンテンバイカーさんから「この辺に自転車屋さんありませんか?」と声をかけられた。

「自転車屋ならここにいますけど、何かお困りですか?」と問うと、トレイルでチェーンが切れここまで戻ったものの、どうやって戻るか悩まれているとのこと。

困っているマウンテンバイカーを放ってはおけません、ということでバックパックから工具とチェーンコネクトリンクを取り出し、彼のバイクをサクッと修理。

そして、彼からの感謝の言葉を背に、いざトレイルへ!

途中、知り合いのマウンテンバイカーと短めのジョイントライドを楽しみ、再びトレイル探査ライドへ。

冬場限定の、落ち葉に埋もれたトレイルは走っていて心地良いのですが、隠れた溝や大きめの石、太目の枯れ枝等々、実は注意が必要な危険がいっぱい!

そんなトレイルをeMTBで楽しみながら登っていると、リアにガツンと嫌な衝撃を受けたので、すぐさまペダリングをストップ!確認すると、直径3㎝ほどの枯れ枝がリアディレーラーにもろに突き刺さっているという状態。

枯れ枝を取り除き、変速チェックを行うと明らかにリアディレーラーの挙動がおかしい!

あら〜GX AXSのリアディレーラーを壊しちゃったかな〜と超ブルーになりながら、バイクを逆さまにしてリアディレーラーをチェック。

すると、リアディレーラーのパンタグラフ部のアームが本来あるべきピボットから外れ、アジャスターボルトの上に乗っているという状態に。

これでは、まともに動くはずがないということで、手持ちの工具を駆使し、パンタグラフ部にダメージを与えないように慎重に作業を行い、なんとかパンタグラフ部を元のサヤに収めることに成功!

※)( この画像はピボットにアームを元に戻した後の画像。☜マークが外れてしまったアームであります。)

その後、変速チェックを行いましたが、変速はするものの作動が微妙にぎこちないので、ライドはそこで終わりにし、大人しく下山したのでありました。

自然を相手に楽しむトレイルライドでは何が起きるかわかりません。

トレイルでトラブルに遭遇した際には、最低限の工具や補修パーツ、そしてセルフレスキューのための知識が必要となります。

どんな遊びでもそうですが、「備えよ常に」をお忘れなく!

ちなみに私目が山で愛用しているバックパックの中身は以下のブログで紹介しています。ご参考に!

※)「マウンテンバイク屋のザックの中身」

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