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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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マウンテンバイク屋のザックの中身(若干更新)。

2023.10.26

マウンテンバイク屋のバックパックにいったい何が入っているのか?と、たまにお客さまから質問を受けます。

ということで、今回は愛用のバックパックに潜ませているメンテナンスアイテム+アルファをご紹介したいと思います。

このバックパックは私目が長年愛用しているevoc STAGE 18L、簡単に開閉できるアウターポケットは工具等へのアクセスに優れ、細かく分かれたコンパートメントは使い勝手に優れた、トレイルライドにイチ押しのバックパックであります。

さて、上の画像がバックパックに潜ませている工具&アイテムの全てであります。

以下、これらの工具&アイテムの詳細をご紹介していこうかと。

先ずはトレイルでメンテナンスに使う携行工具。

画像左はサスペンションのエア圧を調整するためのサスペンション用エアポンプ。バルブ接続口にオンオフスイッチが付いているので、リアショックのエア調整の際に起こりやすいエア漏れを最小限に留めることが出来ます。

その右隣りは、スポークを材料に自作した、チェーントラブル用のツールで、チェーンがリアカセットの内側に落ちてしまった際のピックアップや、チェーンを接続する際のチェーンフックとして使います。

上段中央の工具は、私目お気に入りの、Park Tool MTB-5 レスキューツール

いろいろな軽量コンパクトなフォールディングツールを使ってきましたが、個人的にはこのツールが一番使い易いと感じています。

そして、その下のツールがWolf Toolのチェーリンクプライヤー、最近のチェーンはチェーンリンクで繋がれているものも多く、そのリンクを外す際に欠かせない多目的ツールであります。

右上段のツールは自転車用ツールではない、GERBERのSUSPENSIONフォールディングツール、ここ一番で必要!という機能が満載で、過去に何度もこのツールに役立ってもらいました。

続いてこちらは、タイヤに関するツールと補修アイテム。

左のポンプはTOPEAKのTurbo Morph Gというエアゲージ付ポンプで、携帯ポンプとしては大きめですが、排出空気容量が大きく、普通のエアポンプと同様、地面に立てて使うタイプなので、太いMTBタイヤに適したポンプ。

右上はパナレーサーのデジタル式エアゲージ、低い空気圧も性格に測れ、小さいLEDライトも付いているので、暗い場所の使用もオッケー。

その下は左からSTAN’Sのタイヤシーラントと、シーラントで防ぎきれないパンクに対応するためのSTAN’S DARTツール、アグレッシブトレイル等で過去に何度かお世話になっています。使い方はこちらから「DARTツールを使う際のチップス」

このDARTで対応出来ないチューブレスタイヤのパンクはチューブ交換で対応しています。

そして、中段右とその下はタイヤをリムから外す際に使用するタイヤレバーとスペアチューブ。

チューブレスタイヤ以外のタイヤパンクはチューブ交換で対応するのがセオリー、現場でのパッチ張りは時間のロスに繋がるのでNG、チューブ修理は家に戻ってからのんびりと確実に直しましょう。

ちなみに、私は27.5でも29インチでも使えるシュワルベのチューブを携帯しております。

上の画像は、フィールドでのトラブルに対応するための消耗品。

チューブを修理するためのタイヤパッチ、何かと便利なビニールテープと各種タイラップ、9速〜12速用のチェーンリンク、CR2032スペアバッテリー、SRAM AXS用スペアバッテリー等々。

画像のアイテムは、緊急時に使用するエマージェンシー・ブランケットと簡単な救急セット、作業用ニトリルグローブは手が汚れるメンテナンスに使用します。

そして中央のアイテムは集合写真や景色を撮影する際に使うスマホスタンド、GoProのショーティースタンドにスマホクランプを取り付けたカスタムアイテムであります。

そして、最後にご紹介するのは、バックパックのショルダーベルトに付けているMILLETのリュックポーチ。保護カバー付のiPhone15 Pro Maxをストレスなく収納出来る数少ないポーチでもあります。

このポーチにはいつでも簡単にアクセス出来るよう、スマホや超小型携帯ツール、ハンカチ、ティッシュペーパー等が入れてあります。

さて、以上が主だったバックパックの中身でありますが、ご参考になりましたでしょうか。

ちなみに、愛用のバックパックと前出の工具&アイテムを合わせた重量は約3,5㎏、携行食や飲料水、レインウェア等を追加した場合の総重量は約6㎏になる場合もあります。

ツアーのアテンド+移動メカという役割が多いので、このボリュームは致し方ないかと。

ご自分で持たれるバックパックの中身は、ここまで充実させる必要はなく、ご自分のライディングスタイルに合わせアレンジされるよろしいかと。

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