メンテナンスのチップス:締め過ぎにご注意を!
2023.06.04
自分のバイクは自分で整備する。実に素晴らしいことであります。
バイクのメカを理解していれば、出先でトラブった際も手持ちの工具で大凡の対処が出来るというもの。
しかし、パーツの取り付けや増し締めの際、これでもかというパワーでオニ締めされる方が多数いらっしゃいます。
カーボンや薄いアルミ等々、自転車のフレームやパーツにはデリケートな箇所や素材が多々存在しています。
オーバートルク(多大な力)でボルト等のを締め込んでしまうと、フレームやパーツの一部が破損してしまう可能性があります。
締め付けトルクが指定されている部分にはトルクレンチが必要となりますが、トルクレンチをお持ちでない、もしくは適正締付けトルクが不明な場合は、6角レンチや工具を短く持つ等、不必要に力がかからない様に締め込みましょう。
まめにチェックすれば、緩みは発見出来ますが、破壊されてしまったものは元に戻りません。
また、正確なメンテナンスを行うためにはトルクレンチを用意されることをオススメいたします。