フリーボディーのメンテナンス
2019.02.13
一般の完成車のフリーボディーは内部にグリスが封入された分解できないメンテナンスフリーのものがほとんどですが、ホイールメーカーやハブ専門メーカーのフリーボディーは分解が可能となっており、定期的にメンテナンスを施すことで長期に渡り高い性能を維持出来るよう設計されています。
さて、トップの画像はMAVICの旧モデルのフリーボディー部分。
長い間メンテナンスを行っていなかったため、フリーボディーの内部に汚れが溜まり、潤滑用オイルも枯渇していました。
この様な状態になると、フリーボディーの回転不良によるホイールの回転性能の低下やチェーンの脱落、またラチェットの動作不良による駆動効率の低下等のトラブルを引き起こしてしまいます。
今回はベアリングや他のパーツに影響が出ないように徹底的にクリーニングヺ行い、ほぼ問題なく使えるようにメンテナンスを施しました。
ある程度のメンテナンスは一般ユーザーでも可能ですが、専門知識や特殊な専用工具を必要とするメンテナンスは専門店に任せた方が無難かと。
ホイールメンテナンスについてはご遠慮なくご相談ください。