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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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これくらい削っちゃいます。

2019.12.06

以前、フレームを組み上げる前のひと手間として、各部のフェイスカットの必要性をお伝えしましたが、今回はどれくらいフレームを削っているのかという具体的な例をお伝えしようかと。

BBシェルやヘッドチューブの両端の並行が確実に出ていないと、取り付けられたBBやヘッドセットのベアリングの位置関係も平行ではなくなり、クランクセットやフォークを取り付けた際に、それらへの負荷が不均等となってしまいます。

結果として、回転が部分的に重くなってしまったり、ベアリングの寿命を極端に縮めてしまう可能性も出てきます。

BBをフェイスカットした後の画像を見て頂くと、削り面がフレームのISCGマウントの付け根まで削っていることが確認出来ると思います。

つまり、このフレームについては、ここまで削ってやらないとBBシェルの左右の平行が出ないということなので、フェイスカットの必要性を理解して頂けると思います。

ホローテックⅡタイプのBBや高性能のヘッドセットを使用する場合は、フェイスカット作業がマストとなります。

弊店でバイクを組み上げる際は、必要に応じフェースカット作業を行っておりますが、ご要望により、既に組み上がっているカスタムバイク、もしくは完成車についてもフェイスカット作業を承っております。

各部作動の不調や組立への不安等がございましたら、ご遠慮なくご相談下さい。

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