こんなんいかがでしょ?TRP G-SPEC DHブレーキ+New ローター
2020.09.21
TRPサイクリング・コンポーネンツさんからパーツテストのオファーを受け、現在、そのブレーキ性能をテスト中のTRPの新型G-SPEC DHブレーキ。
白馬岩岳などで,ブレーキフィーリングのチェックを行ったところ、その制動力とコントロール性の高さにかなり驚かされました。
しかし、G-SPEC DHを取り付けた弊店の試乗車(SPECIALIZED LEVO SL COMP CARBON)が軽いとはいえ、それなりの重量があるフルサスe-MTBなので、ノーマル仕様のローターにやや不安を覚えたのは事実。
そこで、より剛性と放熱性に優れるディスクローターを試したいとTRPさんにリクエストしたところ、さっそく最新のディスクローター:TRP-42ローターを届けて頂きました。
ダウンヒルバイクやエンデューロバイクなどのアグレッシブ系バイクや重量のあるe-MTBには、強力かつコントロール性の高いブレーキが必要となります。
また、そのストッピングパワーを受け止めるディスローターの剛性と放熱性の高さも重要なポイントとなります。
TRP-42ローター:(203mm:¥8,500、180mm:¥7,500/税抜き)
TRP-42ローターは、厚さ2.3㎜のステンレスリングと放熱性に優れるアルミ製スパイダーで構成されるツーピースローター。
ブレーキパッドを受けるステンレスリングには 6つの凹んだスロットが刻まれており、パッドとローターの間に閉じ込められた水、泥、およびその他の破片を効率的に排出することで一貫したブレーキフィーリングを維持するというもの。また、同じサイズの2㎜厚ローターと重さを比較したところ、その差はたった10gほどでした。
弊店では、このブレーキシステムをあらゆるシチュエーションでテストし、客観的な視点でそのフィーリングをお伝えして行く予定です。