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マウンテンバイク(MTB)販売/オーバーホール/修理の専門店MDS

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ドロッパーシートポストの取扱いポイント(改訂版)

2022.01.29

トレイルの登りやダウンヒル等のシチュエーションに合わせ、サドル高を自在に変えられるドロッパーシートポストは、一度使ったら手放せないトレイルライドの必須アイテム。

便利この上ないアイテムですが、たまにサドルの上がりが遅い、リモート操作の反応が遅い、上下の遊びがある等のトラブルが出る場合があります。

ドロッパーポストを下げる時は体重でサドルを押し下げますが、サドルを上げる時は、ドロッパーポスト内の高圧の空気、窒素ガス、コイルスプリング等を使って押し上げます。

ドロッパーの伸びが悪くなる原因として、ドロッパー内のエア圧の低下、ダストシールの汚れ、リモートケーブルの伸びや、スピードアジャスターの設定不良等があげられます。

また、RockShoxのRebervは、リモートレバー〜ドロッパー本体間のオイルラインのエア噛みでもドロッパーの作動不良を起こす場合もあります。

この様なトラブルを事前に防ぐためは、ダストシール周辺のクリーニングをこまめに行い、定期的にエア圧やリモートレバーのアジャスターのチェックを行いましょう。

サドルに座った際にドロッパーが若干沈んでしまう場合は、ドロッパーシートポスト内の油圧回路のエア噛みが考えられます。ドロッパーシートポスト自体にエア抜き機能が付いていない場合はプロショップでエア抜きをしてもらいましょう。(内部機構により直らない場合も多々あります。)

さて、以下はドロッパーシートポストを使う場合の一般的な注意点です。

ドロッパーシートポストを縮めた状態でバイクラックに掛けると、バイクの自重でドロッパーシートポスト内の油圧回路に負圧がかかり、外部のエアを吸い込みエア噛みを起こします。

バイクラックにバイクを掛ける際は、必ずドロッパーシートポストを伸ばした状態で掛けるように心がけましょう!

 

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